三茶の昭和女子大の裏にできた昭和学園の体育館の周りに木が植えられていた。この体育館、かなりの急ピッチで作られた。たぶんとりあえず入学式に間に合せるようにしたんだろう。工事屋さんも大変だっただろうなぁ。この門のまわりにサクラやウメ、モモなどが列んで植えられている。どうやら OG から寄付されたらしく、木ごとに木の名前と寄付した OG の名前がつけられている。知らない名前の中で一人だけ知ってる名前があった。田部井淳子。そう女性で始めてエベレストに登頂した人だ。そういえば昭和女子大の学食に壁に田部井淳子のエベレスト山頂での写真と山の写真が幾つか貼ってあった。田部井淳子の本を読むと、昭和女子大の学生時代はイヤな思い出しか書いてないのだが。それがどうしたことか、学校に寄付をしていた。さすが大人だ。まぁ学校にとっては有名人を排出したということで宣伝になるからいいのだろう。で、田部井淳子の寄付した木は、三春の滝桜であった。そうそう田部井淳子のエベレスト・ママさんという本の最初に生まれ故郷の三春の桜のことが書いてあった。その故郷の木を寄付したんだ。自分の故郷に自慢できるものがあるといいなぁ。この三春の滝桜は日本三大桜らしいので、数年後ここ三茶でそのすばらしい桜を見てみたいものだ。そういう意味でこの体育館のまわりのウメ、モモ、サクラはこれから数年後が楽しみになるだろう。