閉店

三茶のどんぶり屋のふたばが閉店する。お店は 10/20(土) までということだ。ふたばといえばカウンターのみで10人も入れば満員になるくらいのこじんまりした店で、夜はいつも古いFMチューナーからNHK-FMのクラッシック番組が流れていて、壁には山の絵が掛けてあり、その横に今日のサービスメニューが貼ってある。サービスメニューは、お店のドアの前に置いたイスの上にも出してある。厨房にはヒゲを蓄えたおじさんが作り、カウンターには時折奥にいるおじさんに怒られながらおばさんが接客とか皿洗いをしている。どんぶりといっても定番のとりカツ丼をはじめ玉子丼、親子丼、そして大きな皿に載せた各種メニューがあり、毎回異るものを注文しても飽きのこないものばかりだ。客層はサラリーマンが中心で時折女性の姿も見ることができる。値段は全て500円前後で似たようなメニューを揃えるおそば屋さんとかと比較しても安いのだ。味はちょっと濃い目だが仕事帰りに疲れた体にはちょうど良いくらいの味付けだろう。特にワンディッシュメニューの添え物のもやしは独特な味付けで割りとマッチしていると思う。親子丼には通常の店では見られない豆腐が入っていたりとなかなか個性的である。そんなふたばが10月20日に閉店するということなのでそれまでに足を運ぶことにしよう。